愛知車連リザルトのページ

　愛知車連主催の「第五回　犬山クリテリウムロードレース」。昨年に引き続き二年連続二回目の出場。前回はビギナークラスで優勝し、参加規則によりスポーツクラスへの出場が決められていた。会場は犬山市の「村田機械（株）」構内。全くの平坦路を10周回・14kmで争うクリテリウムである。コーナーは6つ。全て直角コーナーで、最終コーナーからゴールラインまでは200ｍある。

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　今シーズンは各レースでカテゴリーも上がり、昨年に増して練習しなければ、レースにならないことは重々わかってはいるが、週末に一日乗るのが精いっぱいで、平日のトレーニングは全く出来ていない。おまけに月初めにひいてしまった風邪のおかげで2週間自転車に乗らず、今月は走行距離500kmにも満たない程。心肺系の衰えは酷く、特に高負荷の持続に問題が多い。このレースは最初から諦めており、調整無しで臨んだ。 ・

　心配された天候も当日朝には回復しており、一安心。レースは午後からの予定で、昨年走っているので、試走は無しと言うことにし、ゆっくり重役出勤。現地に到着すると丁度ビギナークラスの出走時間。受付を済ませ早速応援。応援がてら今回初参加の二人を引き連れコースを徒歩で廻る。ビギナークラスの走りを参考に、浮き砂・路面の継ぎ目をチェック。最終周回のバックストレートでチームメートは先頭集団から少し離れてしまっていた。掴まえられるのだろうか？ ・

　出走二時間前に定番の冷やし中華。休息した後三本ローラーでアップを開始。軽く汗が出たところで終了。スタート30分前には召集所へ移動し、前レースのスポーツ1組を見学。序盤から三人が飛び出し、その中から単独の逃げが決まり優勝。かっこ良かった。あまりのかっこよさに一緒にレースを見ていた『MOVE宗保』と、ラスト二周で逃げる約束をする。（大丈夫か？） ・

人物紹介（チーム名又は住所）敬称略・若年順

　船越(春日井市)★★★★★

今回エントリーではブッチ切りに速い。JCRCのＳ様。美山で落車骨折によりDNS。

　野村(MONOURA大垣)★★

風邪によりDNS。99技研総合5位

　宗保(MOVEレーシング)★★★★

先月の春Ritsで先着された。今回最大のライバル。00春Rits2位

　和波(BREZZAカミハギ)★★

レース序盤は先頭集団に居るのだが……練習不足だそうだ。（本人談）99技研総合12位

　杉浦(IBSワカスギ)★★★

レース終わってみると、何時も私の周囲に存在する。レース中の印象は全くと言って無い影の薄い人。99丸岡6位

　神田(BREZZAカミハギ)★★★

昨年度技研スポーツクラスで3位を2回。99技研総合17位

　熊崎(Verdad)★★★

脚力・技術とも申し分無い。あとは、着順への執着心だけか。

　伊藤(名古屋市守山区)★★

昨年度技研r3スポーツクラスで、池田・森住に続く3位。99技研総合18位

　他には

苅谷（兄弟？）技研のリザルトで見たことがあり要注意。

県外勢等多くの人はデータ無し。

・

　昨年のレースはゼッケン順スタート枠だったが、今回はフリー。人数が少ないことだし、前に出るのに苦労するコースでもないので、適当に並ぶと前から2列目。グラブの装着忘れがおり、暫く待たされた。この間、最前列に陣取った『IBSワカスギ若杉』は、役員から見えないようにずっと手先を隠していた。彼もグラブの装着忘れである。この人はよく落車するのに関わらず、安全装備に無頓着なのは何故なのだろうか。他にも役員がスピナジーを指差し、「スピナッチは禁止ですが……」等とスタート前の選手の緊張を解してくれ、いよいよスタート。 ・

　昨年の失敗を繰り返さないよう、『MOVE宗保』のサドルを借りクリートをはめてスタンバイ。ピストルの合図で飛び出す。バックストレートで先頭に立ち、序盤は、入れ替わり元気者が飛び出すが、何をもくろんでいるのか解らず。ちょっとペースをあげただけで、すぐに下がってしまう。う〜ん、意味不明な行動だ。 ・

　2周目にIBS二人組が先頭を塞ぎ、ペースダウン。バックストレートでかわし、集団先頭でクランク（4〜6コーナー）にはいると、3位につけていた『IBSワカスギ若杉』が単独落車。この期に乗じて一気にアタック開始。コントロールライン付近で振り返ると『IBSワカスギ杉浦』が直後につけ、3位は後方に離れていた。この距離と『杉浦』の走力を考えると、ゴールまで行けそうな雰囲気だったので、『杉浦』に離れずについてくるように指示。1コーナーを抜け先頭交代を促すと、「もうダメです」と返事が返ってきた。一瞬単独で行こうか迷ったが『MOVE宗保』との約束もあったので、諦めて後続を待つ。 ・

　暫くして、『MOVE宗保』が上がってきたので、二人で集団コントロール。ホームストレートは『宗保』担当。バックからクランクの担当は私。所々で、ちょっかいをかけてくる選手が居たので、これに乗じて計3回ほど『MOVE宗保』と逃げを打つが決まらず。 ・

　残り周回3周で、集団が動き出す。バックストレートで（たぶん3位に入った『しーらかんす野呂』が）アタック。すぐに反応し背後につけ、そのまま牽制すると諦めた。3コーナークリアしたところで、後ろからカウンターアタックが掛かったようで、『MOVE宗保』が「おーやさ〜ん！いった〜」の声と共にアタック潰し。声のおかげで『宗保』の直後につける事が出来、潰し成功。少しだけ集団から飛びだした格好になる。 ・

　後は、レース前に『MOVE宗保』と示し合わせていた「残り2周で行こう」の言葉通り二人でペースアップ。ホームストレートを先頭でペースをあげながらラスト1周のジャンを聞く。2コーナーでペダルを掻くが、大勢に影響無し。バックストレート途中で『宗保』と先頭交代。クランクで振り返ると、後ろと離れており、この時点で2位確保。しかし、既に心臓はいっぱいで、吐きそう。練習不足がもろに出てきた。 ・

　最終コーナーを2番手で立ち上がり、『MOVE宗保』に合わせながら、何時でも踏める準備開始。が、予測していたスプリントポイントより手前から『宗保』が踏み始めたので慌てて、合わせる。結局、ブラケットを持ったままでスプリント開始。『宗保』の伸びがイマイチで最初の3〜4コギで、スプリント勝負は決着。そのまま惰性でゴール。 ・

　ほぼ完璧に集団をコントロールできたのは良かったが、ギャラリーにアピール出来るホームストレートで、何時も『宗保』に続き2番手だったのが遺憾。コース裏側の事情を知らないMOVEチーム員に『宗保』は、「引き過ぎですよ」と言われていた。クランクで写真を撮っていたチームメートの前では常に先頭だったのに。はぁ。

　あとは、アタックを仕掛けるタイミングとアタックのキれ。どうも、後のことを考えて中途半端に終わってしまう。スポーツ1組のような「格好いい勝ち方が出来るといいな」と反省。ま、諦めていたレースで予想以上の走りが出来たので、今回は「上出来」ってことで。 ・

HR Max HR Ave Speed Max  Speed Ave  Time    Place 
  194    181     46.6      39.5    21'34.60   1   

結果（主催者発表速報版より）
順位　　時間　　　　氏名　　　　　　　　チーム名      
　1    0:22:31　   大矢  篤　　　　　　Verdad         
　2    0:22:32　   宗保　隆司　　　　　MOVEレーシング 
　3    0:22:33　   野呂　敬　　　　　　しーらかんすTRC

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